誰かとの待ち合わせや、あまり聞く気のない授業中などの暇な時間に、髪の毛先に何かを無心に探す人、見かけたことありませんか?
枝毛とは、髪の傷み具合をまさに手に取って見ることができる、髪が枝分かれして裂けた状態のこと。
毛先がパサついて痛々しく、ヘアスタイルもいまいち決まらない。
ここでは、そんな枝毛の原因や対策、そして毎日のお手入れのひとつ「トリートメント」が枝毛にできることについて、詳しく解説します。
最後に2022年4月に発売され、毛髪診断士も大注目している女優の篠原涼子さんが完全プロデュースした、「ペルルセボン(Perle Savon)」のトリートメントの枝毛予防効果についてもご紹介しますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
髪の基本構造
髪を形作る組織を簡単に説明すると、芯であるメデュラ、それを取り囲むコルテックス、そしてその外周りをぐるっと守るキューティクルの、3層構造で成り立っています。
のり巻きを想像すると分かりやすいと思います。
メデュラは、細く柔かい髪や赤ちゃんの髪などには無い場合もある、網目状の柔かいタンパク質です。
コルテックスは髪の性質の大部分を占めていて、メラニン色素などもこの中に含まれます。横に規則正しく並んで繋がるような構成をしている、弾力のあるタンパク質です。
そして皆さんもご存じのキューティクルは、髪の一番外側でウロコ状に並び髪を守る、少し硬めの、こちらもタンパク質です。
濡れている時はそのウロコが開き、乾いている時は閉じています。
そして髪は、細胞分裂をするような生きている細胞ではないので、今既に生えている髪は、生まれ変わることはできないということを、覚えておいてください。
枝毛とは?
髪の毛先は、髪の中で一番長生きしている部分なので、その長さに至るまでの間に受けたダメージが蓄積されています。
さまざまなダメージを受け続けたキューティクルは耐えきれず傷つき剥がれ、コルテックスに蓄えている成分や水分を外に逃がしてしまいます。
すると髪の組織が脆くなり、結束を断たれて穴が空いたり裂けたりして、枝毛と呼ばれるものになるのです。
枝毛の原因と予防法
ここでは、枝毛ができる原因と、予防法や対策について触れてみたいと思います。
パーマやヘアカラーで使用される薬剤は強いものが多く、髪には大きな負担です。
パーマは髪の組織の結合を切ってヘアスタイルを好みの形に変化させます。
ヘアカラーは強制的にキューティクルを開閉させて薬剤を取り込み、メラニン色素に影響を与えます。
そんな施術を短いスパンで繰り返していると、元々ダメージが蓄積して傷みやすくなっている毛先が、枝毛になってしまうのは無理もありません。
パーマをかける間隔をなるべく長くしたり、ヘアカラーのメンテナンスをしたりする時は、根元のリタッチ(色が抜けた根元だけカラーリングする)のみに留めるなどして、毛先に対するダメージを少しでも抑えましょう。
そして、洗ったあとのお手入れが問題の場合もあります。
例えば濡れた髪を乾かす前に、無理なブラッシングをしたり、早く乾かしたいがために一か所に集中して熱風をあてたり、生渇きの髪にアイロンをあてたりしていませんか?
枝毛が気になっていて、これらに心当たりがある方は、今後絶対にやめましょう。
キューティクルは髪が濡れていると開くので、自然乾燥だと乾くまで時間がかかり、中の水分が外に逃げて乾燥してしまい、パサつきの原因になります。
また、濡れている髪はデリケートになっているので、枕などにこすれただけでも傷む原因になります。
髪を洗ったあとはなるべく時間を空けず、ドライヤーでしっかり乾かしましょう。
そしてブラッシングは、まずは毛先の絡まりを優しくとってから、次は髪の途中辺りから、最後に頭頂部から、という風に、無理に引っ張ることのないようにしましょう。
トリートメントで枝毛は治る?
枝毛は毛先にできるので探しやすく、見つけると裂いたりちぎったりしてしまう方もいますが、絶対にNGです。そんなことで枝毛は治りません。
実は枝毛は治らない
髪はたんぱく質でできていますが、上述した通り、自己修復機能のあるお肌などとは違って、美しく生まれ変わることはありません。
ですので、できてしまった枝毛は、実は治らないのです。
かといってそのまま放置していても、美しい髪には戻りませんし、パサついた毛先のままではスタイリングもままなりませんよね。
枝毛になる前、そして枝毛を切ったあとの髪に対してであれば、栄養を与えて、コーティングの効果も利用して、スタイリングも決まるよう補助することができる篠原涼子さんプロデュースのトリートメントは効果的です。
枝毛には、ヘアダスティング
伸ばしている途中であったり、ヘアスタイルを変えたくなかったりと、切りたくない方もいれば、枝毛だけ切ればいいと思って、ご自分で切る方もいらっしゃいます。
しかし、枝毛には枝毛の切り方も、適したツールもあります。
プロである美容師には「ヘアダスティング」という、ミリ単位で毛先を切るという技術がありますので、長さをほとんど変えることなく、枝毛だけを切るというケアも可能です。
ご家庭にあるハサミでは切れ味が悪かったり、素人では断面を綺麗に切れなかったりして、その切り口がまた枝毛の原因になってしまいます。
枝毛を切った後のことも考えるなら、ペルルセボンでのケアに加えてプロの技術も頼りましょう。
枝毛と切れ毛の原因は同じ
よく切れ毛という言葉を聞きますが、枝毛と切れ毛の原因は同じで、切れ毛がある人は枝毛もあるのが一般的です。
しかし、枝毛は、その髪の中でも長い時間をかけてダメージを受け続けた箇所にできるものなので、そうなった原因に対して何の改善もせずに放置していると、最終的には切れ毛を招きます。
そして切れ毛は髪の途中にできますが、枝毛と同じで、治すことができません。
切れ毛を切るとなると、それこそヘアスタイルは間違いなく大きく変わってしまいますので、枝毛のうちに原因を突き止めて対策し、髪のダメージを食い止めなければいけません。
枝毛に効くトリートメントは?
何度も言うように、枝毛は切るしか改善の方法がありませんが、枝毛になる前、またはプロに切ってもらって枝毛のない髪になった後なら予防が可能です。
リンスやコンディショナーは、髪の表面が滑らかになりますが、枝毛の予防にはダメージ補修が必要ですので、トリートメントが有効です。
アミノ酸系オイルやアルギン酸Naなどが含まれていると、ハリやコシ・ツヤが整えられ、強く美しい髪が保たれることで、スタイリングが決まりやすくなります。
ドライヤーやアイロンを、無駄に時間をかけたり高温にしたりする必要もなくなります。
トリートメントのダメージ補修は、豊富な美容成分が含まれていて、髪に対してだけではなく地肌にも働きかけ、乾燥を防ぎしっかりと保湿できます。
スキンケアの化粧水や美容クリームに含まれるような成分がダメージ部分にしっかりと浸透するように配合しているものもあり、髪だけでなく根本からのケアが可能になっているものも出てきています。
そして最近では、ドライヤーやアイロンの熱から髪を守るだけでなく、その熱を与えることでペプチドが毛髪と結合しキューティクルを整える、ヒートアクティブと呼ばれる優秀な効果のあるトリートメントもあります。
ペルルセボンは枝毛を予防する優秀なトリートメント
「仕事が忙しくてしょっちゅう美容院へ行けない‥」という方や、美容院後のケアに最適なアイテムをお探しの方におすすめなのが、女優の篠原涼子さんが完全プロデュースした「ペルルセボン」です。
ペルルセボンは、上記でご紹介したヒートアクティブ効果のあるトリートメントです。
ダメージを補修して枝毛ができるのを予防するとともに、うっとりするようなしなやかで美しい髪に導きます。
また、シャンプー&トリートメント業界初となるナノテクノロジー成分を配合し、そのままでは浸透しにくい成分を毛髪深部まで浸透しやすくしています。これにより枝毛を防ぐだけでなくコシのあるなめらかな手触りのよい髪を実現できるのです。
さらに、ドライヤーの熱から髪を守る被膜の役割を果たしてくれる成分も配合しているため、髪のお手入れによる枝毛からも髪を守ります。
トリートメントで枝毛を治すことはできませんが、ペルルセボンで予防しておくことで数ヶ月後には枝毛に悩むことはなくなっているでしょう。
まとめ
トリートメントで枝毛が治せるのかという疑問に、髪の構造や原因から詳しく解説しましたが、いかがでしたか?
枝毛は、できてしまったら治せないということが分かって頂ければ、探して裂いたりちぎったりすることもなくなると思います。
枝毛を切る処理はプロに任せたとしても、その後はご自身でもトリートメントというケアを行えますので、諦めることなく、気長に美しい髪を守っていきましょう。
その際は、今回ご紹介した篠原涼子さんプロデュースのペルルセボンのシャンプー&トリートメントの使用をおすすめします。ペルルセボンは、サロンでトリートメントをしたような仕上がりになるヘアケアアイテムです。篠原涼子さんこだわりの純白石鹸の爽やかな香りも魅力なので、興味のある方はぜひお試しください。
この記事が、枝毛のない髪を目指すお手伝いになれば幸いです。